ジャンル >> ポップ・ミュージック / オルタナティブ
   SONEKKA
アーティスト: Sonekka
アルバム: Incríveis Amores
ジャンル: ポップ・ミュージック
レーベル: Koala Records
配信開始日: 2007年8月8日
試聴: Mais Um Porre  

詳細: 歌手であり、作曲家でもあるソネッカ(Sonekka)のファーストCDはフェルナンド・リー(Fernando Lee )プロデュースの下、2003年にリリースされた“Incríveis Amores”である。

同年には、“Brasilidade” と “Estação XXI”という二つのオムニバスアルバムに彼の曲 がいくつか収録された。90年代には、数々の音楽祭に参加し、現在は“Tropeçalistas”や“TONQ”のようなバンドに参加し、CDを発表している。彼の作品は、多くのオムニバスアルバムに収録されたり、他のアーティストによってカバーされている。

また、Clube Caiubiと共に音楽活動を展開し、主にクラブミュージックの作曲家やインターネット上のサイトのM-músicaなどの文化性にあふれた活気と創造性を浮かび上がらせた。ヴラド・リマ(Vlado Lima)、パウリーニョ・タパジョース(Paulinho apajós)、アルヴァロ・クエ ヴァ(Álvaro Cueva)、マルシオ・ポリカストロ(Márcio Policastro)、ゼー・ロドリックス(Zé odrix)、カルロス・マシャード(Carlos Machado)、エーリオ・ カマーレ(Élio Camalle)、 アパー・シルヴィーノ(Apá Silvino)らの自発的なコラボレーションが実現したほか、セルジオ ・ナッピ(Sérgio Napp)、フェルナンド・カヴァリエリ(Fernando Cavallieri) の他に、ゼー・エドゥ・カマルゴ(Zé Edu Camargo)、レオ・ノゲイラ(Léo Nogueira) 、リカルド・モレイラ (Ricardo Moreira)、リカルド・ソアレス(Ricardo Soares) やジルヴァンドロ・フィーリョ (Gilvandro Filho)らも参加している。
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アーティスト: Sonekka
アルバム: Agridoce
ジャンル: ポップ・ミュージック
レーベル: Koala Records
配信開始日: 2007年8月29日
試聴: Agridoce  

詳細: 歌手であり、作曲家でもあるソネッカ(Sonekka)のファーストCDはフェルナンド・リー(Fernando Lee )プロデュースの下、2003年にリリースされた“Incríveis Amores”である。

同年には、“Brasilidade” と “Estação XXI”という二つのオムニバスアルバムに彼の曲 がいくつか収録された。90年代には、数々の音楽祭に参加し、現在は“Tropeçalistas”や“TONQ”のようなバンドに参加し、CDを発表している。彼の作品は、多くのオムニバスアルバムに収録されたり、他のアーティストによってカバーされている。

彼の3枚目の作品である、”Agridoce“ はグアラビラ(Guarabyra)、エーリオ・カマーレ( Elio Camalle)、セルソ・ヴィアーフォラ(Celso Viáfora)、ホベルト・ラザリーニ(Roberto Lazzarini)、シザォン・マシャード(Sizão Machado)、クリス・ウェールズ(Chris Wells)、バイアォン・デ・クアトロ(Baião de 4)といった、アーティストが参加している。

収録される曲も、”Cisco no Olho”、 ”Batendo Água” や ”Mala sem Alça”などブラジル音楽を代表する作品が並ぶ。

ブラジルで2007年8月に発売される予定で、28ページからなる本のようなパッケージ仕様も注目されている。
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   TONY BOKA
アーティスト: Tony Boka
アルバム: Ultra
ジャンル: ポップ・ミュージック
レーベル: Koala Records
配信開始日: 2007年10月31日
試聴: Ultra  

詳細: リオデジャネイロ出身のトニー・ボカは作曲から作詞、演奏までこなす完璧なミュージシャンである。洋服の仕立てをする母とと靴屋の父の間に生まれたトニーは、リオのカツンビ、リオ・コンプリードやサンタ・テレーザの近くで子ども時代を過ごした。空いた時間は常にボールを操っていたトニーであったが、音楽への情熱は抑えきれなくなっていく。バセアード・エン・ブルースやスイ・ジェネリースの設立者でもある。ギターに心酔し、18歳の時にはアイアン・メイデンやラッシュの影響を受けたバンド、グラビダーデ・セレチーバの活動を始める。歌唱とギターの響きの研究を重ね、ボサノバを演奏して欲しいとの希望に応えるべく、不協和音の勉強も始める。MPBを理解しそして、好むようになったトニーは1996年にヴィニーのCDアルバム「Todo mundo」に参加する。トニーとヴィニーがペアを組んだ作品として、「Heloísa, Mexe a Cadeira」のロックバージョンの他にも「Sandrinha」が本作には収録されている。

その一年後、トニーはバンドの一員となり、ステージでヴィニーの隣に立ちながらブラジル中をツアーで回っている。「Ultra」はトニーの初アルバムのタイトルにもなり、かつ第一曲目に収録された。現在、36歳のトニーはSteve Ray Vaughan やRenato Russoの影響を受けつつ、Nando Reis から The Policeのスタイルまでを身に付け、ギタリストとして、そして1人の表現者としてのロックやMPB、音楽への貢献やプロ意識などから彼の全てがわかるのだ。
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   ALEX L
アーティスト: AlexL
アルバム: Triz
ジャンル: オルタナティブ
レーベル: Koala Records
配信開始日: 2007年10月7日
試聴: Trancado Por Dentro  

詳細: アレシャンドレ・ロウレイロ、通称アレックスLは、いくつもの楽器を操り90年代にブラジルで活躍したRAIKAとTurangalilaの元メンバーでもある。リオデジャネイロ連邦大学を卒業している彼は、いくつもの演劇、ビデオ、映画やダンスのサウンドトラック手がけてきた。彼の音楽は室内ロックというよりもYESやジェントル・ジャイアントに近いものがある。重なり合うボーカルと細かく刻まれるリズムはフランク・ザッパや70年代のジェネシス、そしてもちろんブラジルのフォークを感じさせる。

アルバムTrizでは、管弦楽器、キーボード、ギター、クラリネット、フルート、オーボエ、木琴、パーカッションなどを演奏する20人以上のアーティストと共演している。彼の作品には短いながらも中身の濃い、複雑で完成度が高い。またアコースティックな楽器の音色は曲調が暗くとも、明るさを感じさせてくれるかのようだ。しかし、ロウレイロの音楽は様々なパーツが安っぽくつぎはぎされたものではない。彼は多くの要素を上手く混ぜて、1つの筋の通った音楽を作り上げて彼のアーティストとしての天才性を知らしめている。

 このアルバムで何か1つ足りないものを挙げないといけないのなら、ドラムがいないこと(彼はシーケンスを用いている)、そしてプロダクションはもう少し“温かみ”があっても良かったのではないかということくらいだろう。アルバムは全体を通して輝くほどに素晴らしいのはもちろん、どこかブラジルのエキゾチックな香りを運んでくれるのが嬉しい。

アレシャンドレ・ロウレイロがメンバーとして活躍した、リオデジャネイロの伝説的なバンドTurangalilaはその革新的なステージと実験的な音楽(ジェントル・ジャイアントの影響が大きい)で一躍有名になった。このバンドについてアレックスは、準備に何年もかかったのだと明かす。Tempus Fugitというタイトルが候補にもなったが、リオデジャネイロのプログレッシブロックバンドとの混乱をさけるためにも、違うものを選んだという。

このアルバムは、非常に良く練られた作品でアレシャンドレはコンセプトはもちろんのこと、すべての楽器を演奏している。全てを彼が手がけた詞と“TEMPO”というテーマと良くマッチした音楽はプログレッシブ・ロックからMPBやクラシックの雰囲気も感じさせる。彼はこの作品にかなりの力を注いでいる。ベルナルドによるジャケット、ポルトガル語、英語、スペイン語、エスペラント語の4ヶ国語に対応したマルチメディア、3曲にのぼるボーナストラック、ジェントル・ジャイアントによるボーカルアレンジ、ブラジルのプログレッシブロックのA Barca do Solを思い起こさせるような作曲、これら全てが混ざり合ったこの作品は2004年のベストというにふさわしい。
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